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力学本

自分のページで一人で読書記録つけていく予定の力学本の構成について

問題同士に関連がある たとえば1章で出てきた手法が後の章の問題を解くのに必要になってくる 最後の二章なんかはそれまでの手法を総動員させるような内容

 

100年前の物理の本を図書館で読んだとき、その序文に目を引かれたことがあって、一部を抜粋すると「前章の事実は後章論ずるところに根拠を与え、後節の理論は前節の事項を統一し、興味次第に加わるに至ること必然なり」というものなんだが、この力学本もそんな感じの構成になってる

 

大学の先生にこの本を見せて意見を請うたところ、「この著者は解析力学が分かってるからこういう回答が書けるんじゃないのかな」ということだった 多分それもあるし力学の素養があふれてるから解ける(分かるから解ける)というのもある気がする だってこの本の問題を自力で解こうとすると、その過程がもう研究になってしまうくらいの問題が勢ぞろいしてる印象だし

 

余裕がある人向けの本なんだろうな…

 

あと、古典力学の問題を解くセンスというのは幾何学の問題を解くセンスに似てるところがあるという意見が他の人のブログに書かれてた これも的を射てるとおもう

 

たとえばある積分を実行しようとするときに適切な変数変換を自分で試行錯誤してさがすことは幾何学で言えば補助線を見つける作業に似通っている とても根気が必要な作業だ

 

この本を解くことは、将棋で言えば将棋無双(江戸時代に作られた超絶難しい詰将棋)を解くようなものなんだと思う どれだけ思い入れがあるかが最後まで解ききれるかどうかの分水嶺というか

 

まあぼくは解くのではなくて解答を解読し、自分がかみ砕いた内容を他の人と共有するのが目的だから難易度は将棋無双を解くことに比すべきものではない

 

ちなみに将棋無双はプロでも解ききるのに数年かかるレベルだそうだ 恐ろしい…

 

以上の内容は物理の素人としての感想?なのだが物理学科にいる人にはこの本は簡単なんだろうか もしこの本をすらすら解ける人がいて、目の前で解いてるところを見ることができたら感激する